私が今までしてきたことや、手に入れてきたものなんて、
たいしたことじゃなくて、だって、
それは今まで他の人がしてきたことで、これからも他の誰かがしていくだろうし、
手に入れてきたものだって、私は簡単に失ってしまうけど、
そのことが間違ってたのかどうかなんて、もちろん、そんなことは問題じゃない。
問題なのは、失ってはいけないものも、あるいは、簡単に捨ててしまったかもしれないってことを、失ってから気付くってこと。ううん、違うの、そうじゃなくて、
すごくすごく考えて、気付いてたのに、捨てるしかなかったってこと。
そして、そうやって、唯一の味方を失って、ひとりぼっち。
でも、それだって悪いことじゃない。
だって、ずっと、独りやったから。元に戻るの。
元の、ある意味、本当の自分に戻るの。
幸せとか幸せじゃないとかそういうことじゃなくて、
存在意義を遠くに求めたって、その理由が自分勝手なものであったって、
そうしなきゃ、やっていけないんだから。そうするしかないし、
そうである私を誰にも否定はできないじゃない。
唯一の味方を斬ってしまって、もはや助けも求められん。
それはみほが決めたことやから、嘆いたりしてはいけないの。
みほが欲しいのは”それ”じゃないの。
失ったものを取り戻したいんじゃないの。
そこに居れたみほを取り戻したいの。
でも、きっと、無理なのね。たぶん。
たぶん、始めは、「そこ」とお別れをするために泣いてあげて。
きっと、今は、「そこの中に居た自分」とお別れするのね。
けど、それだって悪いことじゃない。
何も間違ってはいないと思う。それで上手くいくのなら。
意味なんて無いし、目的なんて無いし、みほは、だから、
本当に申し訳なく思っているのよ。
ごめんなさい。
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