好きなところなんてあげたらきりがなくて、
みほが勝手に誓ってきた空想や理想だって真実やと思う。
だけどたぶんほんの些細なことが
そんな素敵な全てを壊してしまったのね。
それが何なのかってことはみほにも分からへんのよ。
結果に対する原因は必ずあるはずなんやけど
あらゆるものが行き交いすぎて見えんくなった。
与えられる愛は何よりも大きくて、みほはほんまに誰よりも愛してるし。
それは文字通り、そう、そのまま。
そういうのってすぐにできるものじゃないじゃない。
少しずつ形成されていくかもしれないものやと思うの。
そのために何かを損なっていってたのかな?
ほんとのことなんて知らんし、そんな風に思いたくはないけど。
ただ分かってるのは別にそれが負担やったわけじゃない。
水は流れんとあかんっていうのとかに似てるのかな。
みほは結局のところ流れてないと維持できひんし。
移り変わっていくべきやし。
何より変化し続けなければならないのよ。
それが理想、とかじゃなくて、
そうあり続けないと美歩がキープできひんくなるから。
もちろんみほはそんなことは望んではいないのだけれど。
どこまでもずっとあのままでいれたらどれだけ幸せやろうか。
でもみほは幸せなんて望まへんのよ。
望めへんのよ、きっと。
幸せであることがゴールじゃないもんね。
むしろそれは美歩の始まりやもん。
だから別れを告げたのです。
甘い自分にバイバイしたのです。
暖かくて満たされてる幸せのなかに潜り込んで
素敵な夢を見ることを選ぶことは誰にだってできるから。
全くもって勝手。
そうよね。
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